こんにちは!
4月も中盤、のんびり遊び尽くした春休みも終わり、レベルアップした習い事をこなしながら、新生活を送っています。
大人でも生活リズムを整えるのって大変ですよね、、、
毎日お昼すぎには疲れて、トーリーくんとついついお昼寝をしてしまう、トーリーママです。
今日は、米国留学のための大きな関門の一つ、TOEFLの勉強方法について書きたいと思います。
トーリーパパも、仕事と育児で忙しい中、頑張っておりました。。
苦労しながらも最終的には第一志望に合格できるだけのスコアを獲得していましたので、
これから留学を控える方の参考になればと思い、(飲み会帰りの機嫌の良さそうなときを見計らって)
勉強法をブログ記事にしたいから教えて〜
とお願いしてみたところ、
おっけー!あとで文章にまとめて送るね!
と予想外にノリノリな返答があり、翌日には文章が送られてきました!
(流石弁護士、仕事が早いっ…。トーリーパパ、忙しい中ありがとう!)
今日はその内容を記事にさせていただきます!
はじめに
はじめまして。トーリーパパです。
今年の夏から米国LLM(UC Berkeley)に留学予定です。
留学準備にあたり、かなりの時間とお金をかけて、TOEFL対策を行いました。。
これから留学準備される方のお役に少しでもたてばと思い、私の勉強法を以下で公開いたします。
目標設定・点数推移
上位のLLM(いわゆるTop14)に進学しようとする場合、TOEFLは100点以上が通常必要となります。
私も、最低でも100点(あわよくば105点)を目標に設定しました。
2023年11月の出願に向けて、約1年前の2022年10月からTOEFL受験を開始し、合計30回も受験しました。
(受験料は1回245ドルなので、100万円近くかかっていますね。。)。
点数推移は以下のとおりです。
なお、多くの大学では出願〆切後にTOEFLの点数が上がった場合には追完を認めてくれるので、
102点で出願し、その後104点を追完しました。
1回目(2022年10月):80(R23/L18/S19/W20)
~90点前後をとり続ける~
10回目(2023年5月):100(R30/L27/S20/W23)
~95点から100点の間をさまよう~
20回目(2023年8月):101(R29/L26/S21/W25)
21回目(2023年9月):102(R29/L28/S22/W23)
~98点から102点の間をさまよう~
28回目(2023年12月):103(R30/L30/S22/W21)
29回目(2024年1月):104(R30/L27/S22/W25)
30回目(2024年1月):104(R29/L30/S20/W25)
結果としては、1年強で80点⇒104点まで24点アップさせ、第一志望のLLMに入学することができましたが、
いま振り返ると、とても非効率だったと反省しております。。
これから留学準備される方が、私と同じような過ちを繰り返さないことを願って、以下反省点を記載します。
- 本試験の受験回数
-
「実際の試験の経験を積むのが一番の対策になる」と思い、間隔を開けずに試験を受け続けましたが、お金の無駄でした。上記の点数推移をご覧いただければ分かるとおり、実力が上がらない限り、本試験で奇跡的に高い点数が取れることはありません。対策を進め、公開模試で実力の向上を確認し、目標スコアが期待できる段階に到達してから、本試験を受験すれば足ります(公開模試は本試験より遙かに安価で、見直しもできます。)。
- 毎日やることの習慣づけ
-
「手元の仕事量が落ち着いている時期に集中して勉強し、忙しい時期には全く勉強しない」という感じで当初は対策していたのですが、全くスコアが安定しませんでした。どんなに忙しくとも、毎日少しの時間でも英語に触れることが重要です。特にListeningは、数日聞かないだけですぐに能力が衰えてしまいますので、5〜10分でもいいので英語を聞く習慣を付けるのが良いと思います。
- アウトプットを面倒くさがらない
-
SpeakingとWritingについては、アウトプットの量が足りなかったと感じています。両者とも、制限時間内に多くのword数を話す/書くことが高得点には必要となりますので、面倒くさがらずにアウトプットを行い、使いこなせるフレーズを少しずつ増やすのが、点数アップの一番の近道だと思います。
(仕事と育児の忙しさを言い訳に、実際に回答を自分で作成せずに、問題と回答案を見ていくやり方で長く対策を行っていましたが、全くスコアは伸びませんでした。)
各セクション毎の勉強法
Reading
① 総論
TOEFLのReadingの形式は、アカデミックな内容の長文パッセージ(700words程度)を2つ読み、それぞれ10問ずつの計20問に36分で解答するというものです。そのため、高得点を取るためには、アカデミックな文章をある程度の速さで読んで理解する能力が求められますので、語彙力の向上と、問題演習を通じた解答の正確性・スピードの向上が必要となります。
帰国子女ではない日本人が100点以上を取ろうとする場合、Readingは28点以上を目指したいところです。SpeakingとWritingにおいても、回答の前提として短時間でパッセージを読む必要があるので、その意味でもReading力をつけることは重要です。対策をすれば比較的スコアが安定しやすい科目ですので、自分にあった単語帳・演習教材を回すのがよいと思います。
なお、パッセージ全体を読んでから問題を解く方法とパッセージを読みながら問題を解く方法のどちらが良いかについては論争がありますが、結論としてはどちらでも良いと思います。私は、もう一度パッセージを読み直すのが面倒だったので、パッセージを読みながら問題を解く派でしたが、安定して28点以上を取れるようになりました。
② 単語帳
語彙については、単語帳を用いて地道に語彙を増やしていくほかありません。自分の好みの単語帳を使用すればいいとは思いますが、私がおすすめの単語帳は以下の2つです。
■TOEFL®︎テスト英単語 3800 4訂版
TOEFL対策の王道の単語帳で、多くの受験生がこちらを使用していると思います。RANK1-4に分かれていますが、100点を取るにあたってはRANK3まで覚える(=RANK4は捨てる)ことで足ります。TOEFLで重要な単語については網羅されていると思いますが、全ての単語に例文がついている訳ではない、自動詞/他動詞の区別が記載されていない等、若干惜しい点があります。
個人的には、次に記載する「はじめて受ける人から高得点をめざす人のための TOEFL®テスト英単語 超必須3500」の方が使い勝手がいいと感じたため、途中から単語帳を切り替えました。
■はじめて受ける人から高得点をめざす人のための TOEFL®テスト英単語 超必須3500
TOEFL指導を長年行ってきた山内勇樹氏が2023年に初めて出した単語帳となります。山内氏のTOEFL対策講座を受講したことをきっかけに、この単語帳も買ってみたのですが、想像以上に使い勝手が良かったため、こちらに切り替えました。
以下の点が個人的におすすめです。
・全ての単語に例文がついており、どれも実際にTOEFLのReading問題で出てきそうなものばかりです。加えて、既に出てきた単語が例文内で多く使われているので、効率的に単語を覚えることができます。
・Speaking/Writingで使える単語に印がついています。Reading対策としては単語の意味がぱっと分かれば足りる一方、Speaking/Writing対策としては自分で実際に使える必要がありますが、その棲み分けが明確なので、効率的に勉強できます。
③ 問題演習
ある程度単語力をつけた後は、問題演習を通じて、問題の傾向や自分なりのペース配分をつかむことが重要です。私は以下の教材を用いて問題演習を行いました。
■Delta’s Key to the TOEFL iBT Advanced Skill Practice Revised Edition
後述のとおり、トフレ!でReadingとListeningの講座を受講したのですが、講座の指定教材として使用しました(講座料金に教材代も含まれていますので、講座を受講する場合には別途購入する必要はありません。)。難易度は本試験よりもやや易しいのですが、問題タイプ別に構成されており、タイプ別の解法を習得しながら問題演習できるという点で、対策の導入としては最適だと思います。実際、トフレ!の講座を通じて本書を一通り消化した後は、安定して25点以上のスコアを取れるようになりました。
■TOEFLテストリーディング問題270 4訂版
売れ筋ランキングの上位だったので、Deltaを一通り消化した後の演習教材として使用しました。本試験よりもやや易しいですが、様々な分野の問題演習をこなすのに役立ちました。
■TOEFLテスト集中攻略リーディング 改訂版
こちらも売れ筋ランキングの上位でレビュー評価も高かったので、次の演習教材として使用しました。本試験と同程度の難易度であり、模擬試験も複数掲載されているので、ある程度対策が進んだ後の問題演習として有用です。
■極めろ!TOEFL iBT® テスト リーディング・リスニング解答力
リーディング・リスニングの問題演習書であり、オンラインでも回答できるのが便利でした。難易度も適切であり、ある程度対策が進んだ後の問題演習として有用です。
なお、もうすぐ新版がでるようです。
Listening
① 総論
TOEFLのListeningは、会話問題2題、講義問題が3題の計5題で構成されており、各題毎に3-5分の音声を一度だけ聞いた上で、設問に解答するという形式です。設問の先読みはできませんので、3-5分の音声を一度聞いて、話の流れを理解・記憶する必要があります。分からないor聞き取れない単語が多いと、途中で詰まってしまい話の流れを追えなくなりますので、語彙力は重要です。加えて、3-5分の英語の音声を聞いて理解・記憶することは、とても集中力を要しますので、問題演習等を通じて、長めの英語音声を聞く訓練を積む必要があります。帰国子女ではない日本人が100点以上を取ろうとする場合、Listeningは27点以上を目指したいところです。また、SpeakingとWritingにおいても、回答の前提としてリスニングが必要となり、聞き取れないと勝負になりませんので、Listening力をつけることはTOEFLにおいて最重要だと思います。Listening力は、向上させるのに時間がかかる一方で、少しでもブランクがあくとすぐに落ちてしまうという厄介なものですので、短時間でも毎日英語を聞く習慣をつけることが良いと思います。
② 単語帳
語彙については、Reading同様、単語帳を用いて地道に語彙を増やしていくほかありません。但し、Readingとは違って、音声を聞いて即座に意味を理解できるようにする必要があるので、音源を使って覚える必要があります。上記でおすすめした以下の単語帳は、いずれも音声ファイル付きです。
■TOEFL®︎テスト英単語3800 4訂版
■はじめて受ける人から高得点をめざす人のための TOEFL®テスト英単語 超必須3500
③ 問題演習
アカデミックな内容の英語を3-5分聞く集中力を付けるには、問題演習が最も効率的だと思います。なお、単に問題を解くだけではなく、問題を解いた後に、「全文が完璧に聞き取れて理解できる」状態になるまで消化しないとListening力は向上しませんので、一つ一つの問題に時間をかけて取り組むことが重要です。私は、全文がShadowingできるようになるまで、次の問題に進まないようにしていました。
■Delta’s Key to the TOEFL iBT Advanced Skill Practice Revised Edition
Readingと同様、トフレ!の講座の指定教材として使用しました。難易度は本試験よりもやや易しいのですが、問題タイプ別に構成されており、タイプ別の解法を習得しながら問題演習できるという点で、対策の導入としては最適だと思います。実際、トフレ!の講座を通じて本書を一通り消化した後は、安定して24点以上のスコアを取れるようになりました。
■TOEFLテストリスニング問題 5訂版
■極めろ!TOEFL iBT® テスト リーディング・リスニング解答力
■TOEFLテスト集中攻略リスニング 改訂版
Deltaを一通り消化した後は、売れ筋ランキングの上位だった上記3冊を使用しました。一番上が本試験よりやや易しい、真ん中が本試験と同程度、一番下が本試験よりやや難しいという印象でしたので、対策の進み具合に応じて使い分けると良いかと思います。ここまで消化した後は、安定して26点以上のスコアを取れるようになりました。
■中国TPO
上記の演習書を消化した後は、中国TPOの問題に取り組みました。(中国TPOの利用方法については、ネットで検索すればたくさんまとめ記事が出てきます。)
④その他の教材
上述のとおり、Listeningは毎日短時間でも触れることが極めて重要なので、問題演習の時間がとれない日であっても、隙間時間等で英語の音声を聞くことが有用です。以下、私が使用していた教材を記載いたします。
YouTubeのTED-Edのチャンネルから、TOEFLで出てきそうな分野の動画を選んで視聴していました。Ted-Edは、子供向けに作られたチャンネルですが、①5分前後の動画で、②TOEFLの頻出分野に関連する動画が多くあり、③日本語字幕/英語字幕の両方がついているので、TOEFL対策にとても有用です。
https://www.youtube.com/@TEDEd/featured
■海外ドラマ
気分転換も兼ねて、NetflixやAmazon Prime Videoで、海外ドラマを英語字幕⇒字幕なしの順で見ていました。
Speaking
① 総論
TOEFLのSpeakingは、Independent task 1題、Integrated task 3題の計4題で構成されており、いずれも短い準備時間の後に45秒or60秒で解答する必要があります。そのため、実際に問題演習を積み、自分なりの型やフレーズを身につけていくことが重要です。また、Integrated taskは文章を読んだり音声を聞いた上で解答することになるので、Reading・Listening力も求められます。加えて、採点基準のうち「Delivery(流暢さ)」が大きな比重を占めているようで、途切れたりフィラー(えー、あー等)を挟むことなく、なるべく多くのword数を制限時間内に話すことが高得点を取るには必要です。こちらも意識しながら問題演習をするのが良いと思います(自分の解答を録音して聞いてみると、無意識にフィラーを挟んでいることに気がつきます。)。なお、帰国子女ではない日本人にとってSpeakingは鬼門といわれており、24点以上をとるのは難しいといわれています。100点以上を取ろうとする場合、20-23点を目標点とするのが一般的です。
② 単語帳
語彙については、Speakingとの関係では、「自由自在に使える」レベルで習得する必要があります。必要となる語彙については、上記でおすすめした以下の単語帳でいずれも網羅されていると思いますが、Speakingで使える単語に印がついている点で、後者の方が使いやすい気がします。
■TOEFL®︎テスト英単語3800 4訂版
■はじめて受ける人から高得点をめざす人のための TOEFL®テスト英単語 超必須3500
③ 問題演習
■中国TPO
中国TPOの問題を新しい方から順に解いていきました。本番と同じような画面で演習できるので、問題形式に慣れるのには最適です。もっとも、自分の解答の問題点を把握するためには、他人の添削やフィードバックを受けるのが効率的ですので、対策講座やオンライン英会話を活用するのが良いかと思います。
■極めろ!TOEFL iBT® テスト スピーキング・ライティング解答力
Speakingの参考書としては、唯一こちらを使用しました。他の参考書は、実際の試験で解答できるとは到底思えない立派な解答しか書いていないものが多いですが、こちらの本は受験生が到達可能な水準で書かれているとともに、その水準に到達するための道筋も説明されており、参考になりました。
なお、こちらももうすぐ新版がでるようです。
■Cambly
英語を話すこと自体に慣れるとともに、Speakingの解答へのフィードバックを得る機会が欲しいと思い、Camblyの30分×週5日プランを受講しました。オンライン英会話には色々な種類がありますが、講師がネイティブであることや、実際のTOEFLテストを模倣した練習試験の問題も使用できることも踏まえ、Camblyを使用しました(知人の多くもCamblyを使用していました。)。「TOEFL」を条件に入れて講師を検索すると、TOEFL対策に精通した講師を絞り込めるので、その中で何人か試してみて、相性の良い講師の授業を予約し続けるのが良いかと思います。私が教わっていた講師も、独自の模擬問題を作成しているほどTOEFL対策に精通した方であり、フィ-ドバックも丁寧でした。なお、Camblyは他のオンライン英会話(DMM英会話・レアジョブ等)よりもやや高額ですが、定期的にSaleをやっており、最大50%offのSaleもありますので、上手く時期を見計らって申し込むのが良いです。
公式サイトで詳細を見る紹介コード【ZK9VB9AK】をご入力いただければ、15分の無料レッスンが受けられますので、ご活用ください。
④ 発音矯正
私自身は手が回りませんでしたが、高得点のためには発音も重要なようです。105点以上のスコアを目指す知人の中には、発音矯正のための学校に通う人もおりましたので、検討してみても良いかもしれません。
以下の学校は評判が良いとよく聞きます。
https://www.thejingles-summit.co.jp
Writing
① 総論
TOEFLのWritingは、Integrated task 1題、Independent task 1題の計2題で構成されています。Integrated taskは、アカデミックな文章を読んだ後に関連する講義を聴き、20分でそれらの内容を要約するという形式です。また、Independent taskは、あるトピックに対する学生2人の意見を読み、それらを踏まえて10分で自らの意見を解答するという形式です。高得点を取るためには、ある程度のword数(Integrated taskは300語、Independent taskは130語)が必要といわれておりますので、実際に問題演習を積み、自分なりの型やフレーズを身につけていくことが重要です。また、Reading・Listening力も求められます。また、限られた時間である程度のword数を書かなければなりませんので、英語力に加えてタイピング能力も重要になります。私はタイピングがかなり遅かったため、とても苦労しました。。
帰国子女ではない日本人が100点以上を取ろうとする場合、Writingは25点以上を目指したいところです。対策をすればすぐに点数が上がりやすく、知人でも27点以上を取っている人が割と多くおりました。
② 単語帳
語彙については、Speakingと同様、Writingでも「自由自在に使える」レベルで習得する必要があります。必要となる語彙については、上記でおすすめした以下の単語帳でいずれも網羅されていると思いますが、Writingで使える単語に印がついている点で、後者の方が使いやすい気がします。
■TOEFL®︎テスト英単語3800 4訂版
■はじめて受ける人から高得点をめざす人のための TOEFL®テスト英単語 超必須3500
③ 問題演習
■極めろ!TOEFL iBT®テスト スピーキング・ライティング解答力
Speakingの部分でも述べたとおり、こちらの本は受験生が到達可能な水準で書かれているとともに、その水準に到達するための道筋も説明されており、参考になりました。
なお、Independent taskについては2023年7月に形式が変わっており、新形式に対応した新版がもうすぐでるようです。
■TOEFLテスト 集中攻略ライティング 改訂版
TOEFL指導を長年行ってきた四軒家忍氏が、対策講座の内容を再現した本となります。受講生が実際に書いた答案を添削する形で進んで行きますので、よくある間違いや改善方法を学ぶことができます。ハイレベルな内容であり、きちんと消化すればかなり実力がつくと思います(私は手が回らず消化しきれませんでした。。)。
※Independent taskについては2023年7月に形式が変わっており、現在の形式には対応していませんので、ご注意ください。
■中国TPO
Integrated taskについては、中国TPOの問題を新しい方から順に解いていきました。本番と同じような画面で演習できるので、問題形式に慣れるのには最適です。もっとも、自分の解答の問題点を把握するためには、他人の添削やフィードバックを受けるのが効率的ですので、対策講座を活用するのが良いかと思います。
■ETSのAcademic Discussionサンプル問題(※現在は公開されていません。)
Independent taskについては、ETSがサンプル問題を28題公開しておりましたので、そちらを順に解いていきました。本番と同じような画面で演習できるので、問題形式に慣れるのには最適だったのですが、現在は公開停止されています。。
対策講座
TOEFL対策は、独学でも可能だとは思いますが、限られた時間で対策をするには、対策講座を活用するのが効率的だと思います(特に、SpeakingやWritingはアウトプットを専門家に添削してもらうことが改善点の把握には重要です。)。以下、私が受講したものや、知人が受講していて良いと言っていたものを、紹介いたします。
■トフレ!
オンラインで受講可能なTOEFL対策講座です。再受講・受講期間の延長が何回でも無料であり、受講料も他の予備校等に比べて比較的安価なので、TOEFL対策を開始して最初に申し込みました。
私が受講したコースは以下であり、これらを一通り受講・消化した段階で、100点を獲得いたしました。
・Listening Delta 18Dayコース
・Reading Delta 18Dayコース
・InTegrated Writing 4Dayコース
・Independent Writing 4Dayコース
・Speaking 5 Dayコース Task 1
・Speaking 5 Dayコース Task 2
・Speaking 10Dayコース Task 3 & 4
いずれも基礎的な部分から丁寧に解説してくれるとともに、講義内で演習の時間も多く用意されているので、対策の導入としては最適だと思います。特に、PC・タブレット・スマホにてどこでも視聴可能であり、1.5倍速や2倍速での再生も可能なので、隙間時間での学習にとても便利でした。ただし、「再受講・受講期間の延長が何回でも無料」との点は、気を抜くと、仕事や育児が忙しいとうっかり長期間放置してしまうので、ご注意ください。。
また、講師の葛山先生への相談メールがいつでも可能であり、スコア獲得戦略・学習計画について親身に相談にのっていただけます。葛山先生はブログでも情報発信されており、対策方法のみならず、受験申込みの開始や受験料の割引情報などもタイムリーに更新されておりますので、参考になるかと存じます。
山内勇樹氏が開講している、3ヶ月集中のToefl対策講座です。100点を獲得した後、95-100点をさまよって点数が伸びなかった時期に、友人(105点以上を獲得)の紹介もあって受講しました。
100点達成コースと80点達成コースの2つのコースがあり、私は100点達成コースを受講しましたが、105点や110点を目指す方でも受講可能です。私は、この講座を受講してから、100点以上を安定して取れるようになり、最終的に104点まで到達しました(目標の105点まで到達できなかったのは悔しいです。。)。
講座に含まれる内容はざっと以下のとおりです。
・毎日配信される10分程度の学習動画
・週1のオンライン生講義(アーカイブ視聴も可能)
・月1の会場講義(オンライン受講とアーカイブ視聴のいずれも可能)
・Speaking/Writingの個別添削(週に本試験1セット分)
・週1のオンライン個別面談(30分。学習相談をするだけではなく、その場でSpeakingやWritingの添削を受けることも可能。)
毎週本試験1セット分のSpeaking/Writingの個別添削を受けるとともに、個別面談でもSpeakingの添削を受けることで、アウトプットの量を確保することができました。山内先生はTOEFL指導のプロであり、「TOEFLで点数を取るための方法」を的確にフィードバックしていただけるので、点数アップに直結したと思います。加えて、ReadingやListeningの教材も毎日の学習動画に豊富に含まれているので、これらの能力維持にも役立ちました。忙しくて中々アウトプットの時間をとれない方や、締切がないと中々やる気がでない方(まさに私です。。)には、ペースメーカーとしてもオススメです。
なお、講座の料金は定価248,000円ですが、山内先生の書籍を何か買う+講座終了後に感想文を書くことで、割引価格の148,000円で受講することができます。(上記の講座内容を踏まえると、かなり安価だと思います。)
私自身は受講しておりませんが、TOEFL対策方法を最初に学ぶための講座として、Andy氏という個人が開催する1日完結の勉強会が有名です。知人の多くが参加していました。勉強方法の説明に加え、演習ソフトももらえるそうです。
http://andymina.blog136.fc2.com/
■E4TG
私自身は受講しておりませんが、Speaking対策の予備校として有名です。
私自身は受講しておりませんが、受講した知人によると、目標スコア達成に向けて、かなり親身(かつビシバシ)鍛えてくれるそうです。
その他
受験会場
TOEFLの受験方法には、会場受験と自宅受験がありますが、小さな子供がいる我が家では自宅受験は現実的に厳しかったので、全て会場で受験していました。
多くの方がネットで記事をあげていますが、都内の受験会場としては圧倒的に「御茶ノ水ソラシティ」がオススメです。TOEFL受験の聖地とも言われており、埋まるのも早いので、早めに予約するのが良いと思います。但し、末尾M10Aの部屋だけは微妙なので、予約時には注意してください。
試験の開始時刻は公式には午前10時か午後3時となっていますが、御茶ノ水ソラシティは1時間前(午前9時か午後2時)に受付が開始され、1番目の受付者は30分前(午前9時30分か午後2時30分)に試験が開始されます。ReadingやListeningの時間に他の受験者がSpeakingを受けていると、うるさくて集中力が削がれますので、1時間前に行って1番目の受付者となるのが個人的にオススメです。
(なお、2023年7月に形式が変わる前は、Reading・ListeningとSpeaking・Writingの間に10分の休憩時間がありましたので、「休憩時間に他の受験者のSpeakingの解答を聞き、問題を予想して頭の中で解答を準備する」という姑息な手段が可能だったのですが、形式変更により休憩時間がなくなってしまいましたので、その観点からも1番目の受付者となることで良いと思います。)
弁護士会の補助
LLM留学を目指す方の多くは弁護士だと思いますが、日弁連の「若手チャレンジ基金制度」において、語学講座等による研修、学習等に係る費用について、実費の3割(上限10万円)の補助を受けることができます。対象となる方は、TOEFL受験料、オンライン英会話の料金、TOEFL対策講座の料金等も対象になりますので、日弁連の会員専用サイトを確認のうえ、申請されると良いと思います。
毎年6月1日から10月10日までが申請期間であり、前年10月1日から同年9月30日までの支出が補助対象となっています。私は、2年で合計20万円の補助を受けることができました。
おわりに
以上、かなり長文となってしまいましたが、私のTOEFL対策の内容を記載いたしました。
1年以上TOEFLを受け続け、精神的にも金銭的にも大きな負担でしたので、これから留学準備をされる皆様におかれましては、私の勉強法を(反面教師として)参考にして、効率的に対策を進めていただければ幸いです。頑張ってください!!
以上、今日はトーリーパパのTOEFL勉強法を紹介させていただきました!
あくまでトーリーパパの経験・意見となりますが、少しでも参考になれば幸いです。
もし読者の方から質問とかあったら、全然答えるよ~
とトーリーパパも言っておりましたので、ご質問等ございましたらご遠慮なくコメントくださいね!
トーリーママ
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